4人のこそだてエッセイ

4人のこどもたちをそだてるママのきろく。

バレエを習わせる理由③

バレエを習わせる理由最後の3つ目は教養として、バレエを学ぶということは素晴らしいことだと思う。①②で述べた身体的なことや音楽的な感覚を育てるという“習い事”の基本的な良さではなく、バレエという“総合芸術”を、自分の身体を通して知っていくことそれが他のダンスと違ってよいところだと思う。あ、この曲は、あの物語のこの場面だ。このフレーズはあのお姉さんが踊っていたところだという自分や近い人たちのフィルターを最初は通しながらも、踊りの繊細さ、音楽の荘厳さ、繰り返されてきた物語のおもしろさ、悲愴さを植え付けた知識ではなく感じとれるように最近少しなってきたと思う。ほんの少しだし、まだまだ自分達の踊りであって、その背景にあるたくさんのものまでは意識はいっていないようだけれど。

 

というところが、いまのところバレエを習わせている理由。またそのうちバレエについては色々(金額や習う時期等)も書いてみたいと思う。