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4人のこそだてエッセイ

4人のこどもたちをそだてるママのきろく。

それでもVERYを買ってしまう。

年間にして約3、4冊。季節の変わり目なんかに、なんだかんだでVERYを買ってしまう。VERYとは私が説明するまでもないがアラサーフォーの主婦に絶大な支持を得ている雑誌である。

先日、VERYの発売日をネットで調べようと思ったら、“VERYが嫌いなわけ”というようなネットの特集記事があった。なになに・・・と読んでみると、VERYはおしゃれな人が読む雑誌ではなく勝ち組用の教科書なのだそうだ。VERYに書いてあるファッションをしておけばとりあえず負けることはない。正解不正解を正しく示してくれる雑誌。そう聞くと確かにそうだなぁと思う。私たち世代は、つねに戦ってきて、いつでも勝ち負けを気にしている節がある。相対化して、安心を求める。なぜだろう。自信がないのだろうか。でも最近、勝ち負けじゃなくて、本当に自分がしたいことにエネルギーをシフトしてもいいんじゃないかなと思いはじめてきた。人と比べてもしょうがない。全方位というのは無理だ。

でもそれは、安定した収入や4人のこどもがいることでの、自信もしくは、悪い言い方をしたらどこかしらの優越感からきているのだろうかとも思っている。やはり勝ち負けから抜け出られていないのではないかという思いにぐらぐらする。

 

結局私は、発売日に本屋へ行きVERYを買った。勝ち負けではなく、けれど戦っている誰かの背中をみないと、仕事へは復帰できない気がしたからだ。正解を、みせてもらわないと、子供を預けてまで働くことに対するうしろめたさへ、言い訳ができないきがする。自分が正解といえるような強さはどこで手に入れられるのだろう。