4人のこそだてエッセイ

4人のこどもたちをそだてるママのきろく。

何回いったらわかるの!

タイトルのセリフを1日何度いうことか。起きなさいからはじまって、洋服に着替えなさい朝ごはんのかたづけをしなさい。宿題をやりなさい。習い事の準備をしなさい。お風呂にはいりなさい。歯磨きをしなさい。ねなさい。

 

3~4回言って、「何回いったらわかるの!」と怒鳴られて、やっとのろのろ動き出す子供たち。

 

その繰り返しにつかれていた。

子供を3人東大にいれたお母さんの書いた本では、「何回いったら分かるの?ってよく聞きますが何回でも言ってあげればいいんですよ。」と書いてあったので、それでいいのかと思ったが、

上記の3~4回言う→ブチ切れという無限ループに私が疲れてしまった。

しかし、その繰り返しで最近分かったことがある。例えば、本を片付けてと声をかけるとする。すると、私自身1度言うと、言っただけで満足してしまうのだ。

夕飯の準備をしながら、「ほら~そろそろご飯にするから、マメその本片付けてー!」といって、それでまた夕飯の準備に戻ってしまう。で、2~3分して目線を食卓へむけると、片付いていない。なので「ほら、言ったじゃん。本片付けてってば!」となり、それを繰り返してしまうのである。

それに気づいてからは、

「ほら~そろそろご飯にするから、マメその本片付けてー!」といって、すぐにマメの行動をみる。そして動かないようであればすぐに、「今してほしいから今してくれる?」と言ってやってもらうのだ。「ちょっと待って。」と言われたら小学生組には、「じゃあ何分になったらできる?」とか時間を自分で決めさせたり、「今、私が手を離せないし、そこが片付かないと夕飯にならないから今やってほしいんだけど」と理由を伝えるようにしている。

これで、「何回いったらわかるの!」が我が家で、激減した。子供たちが悪いと思っていたけれど、自分がきちんと最後まで確認できていなかったんだなぁと気づいた。そういうこともっと他にもあるんだろうなぁ。